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株式会社Bridge (glin coffee)

代表取締役/CEO
大谷 周平さん(40)

担当者は「遊ばない大親友」

すでに川越の風景に溶け込んだglin coffeeの白いロゴ。まだ創業3年と聞いて驚く人も多いのでは。代表の大谷周平さんは、創業間もなくから経営相談窓口を利用し、重大な局面ほど欠かさない。大谷周平さんにとって担当職員は「遊ばない大親友」。さて、その意味するものとは?

株式会社Bridge (glin coffee)

大谷さんが初めて相談に訪れたのは、開業から4カ月目。今でこそ川越市内に3店舗を展開し、人気店の仲間入りをしたglin coffee だが、当初は悩みばかりだった。店のブランディング、数値の分析、人事、新商品のアイデア……。「とにかくビジネススキルが不足しているのは自覚していました」と大谷さん。「誰に相談したらいいだろう?」。市内で数年前に起業していた中学時代の同級生に、思い切って打ち明けた。同級生は開業時から会議所の経営支援を受けていた。「なんでも相談できるから、絶対に行った方がいいよ」。そして、自分の担当者に連絡を取ってくれた。その担当者が須山だった。

 最初の面談では、胸の内を夢中で語った。コーヒーを軸に人を楽しませる会社を目指すこと。若者も高齢者もずっと働ける職場にしたいこと。glin coffee の起爆剤としてコッペパンを売ってみたいこと。帰り道、「率直に、超元気になった」。一人で背負っていた荷物をようやく降ろせた気分だった。

 コッペパンは成功した。それからも何かあれば、迷わず相談に行った。「ポジティブでないことも包み隠さず話します。我に返るというか、問題が整理・整頓され、優先順位がはっきりし、仕事の速度が上がります」。

 大谷さんはこの夏、思い切った決断をした。売れ筋だったコッペパンを止め、トースト

に切り替えた。会社が成長する次のステップを考えていた。相談すると、須山も最初は驚いたが、現状分析とともに、意見交換を重ねた。「とことん話し合ったことで、これならやれるという自信が持てました」と大谷さんは振り返る。熱量たっぷりに夢を語る大谷さん。冷静なジャッジとともに、その背中をそっと押す職員。互いの笑顔を楽しみに、常に本気で向き合う。それが大谷さんの「遊ばない大親友」だ。



遊ばない「大親友」職員 須山 正規 から メッセージ

初めて相談に来られたとき、熱い想いでビジョンを語る姿に、絶対に力になりたいと感じました。本気で支援を求めている人に対し、本気で向き合う。今では大谷社長と全力投球のキャッチボールをしている感じです。私たちは会員さんの相談に対し、真剣に向き合います。まずは一度ご相談ください!



株式会社Bridge( glin coffee)

住所:川越市元町1-8-2

TEL:049(223)9105

HP:https://www.glincoffee.jp/

※営業時間、定休日は各店舗で異なるためHPで確認を

写真②