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商工会議所について

商工会議所とは

商工会議所(Chamber of Commerce and Industry)は、商工業の改善・発展を目的として、市など一定地区内の商工業者によって組織される自由会員制の公益経済団体で、「商工会議所法」という法律に定められた認可法人です。

川越商工会議所とは

川越商工会議所は、1900(明治33)年2月13日の創立で、埼玉県内では一番最初に設立された商工会議所です。
川越商工会議所は、明治・大正・昭和・平成・令和と時代とともに「小江戸川越」の産業界のリーダー的役割を担っています。

川越商工会議所は、商工業の方を中心に法人・団体・個人の会員により構成されており、

資金調達、顧客開拓、事業計画作成などにおける「経営支援活動」
国、県、市に対する様々な「要望提言活動」
産学官、地域と連携した「地域振興活動」

など幅広い活動に取り組んでいます。

川越商工会議所の歴史

(出典:川越商工会議所100年記念誌・川越商工会議所75年誌)
※川越商工会議所は、前身である川越商業会議所(1890年に制定された商業会議所条例によって設立が認可された商工団体)の設立年を組織設立年としています。

1900(明治33)年2月13日農商務省指令第630号によって、商業会議所設立認可指令が出る
初代会頭として山崎 豊 氏が就任
1902(明治35)年2月23日有志48名により、郭町に川越会館(現在の川越市民会館)が落成する
商業会議所事務所を同館に移転する
1903(明治36)年4月4日第2代会頭として綾部 利右衛門 氏が就任
1905(明治38)年10月4日川越商業会議所以下6会議所により一府関東四県商業会議所連合会が創立
※1907(明治40)年に「一府関東四県商業会議所連合会」を「関東商業会議所連合会」に名称を改めています
1907(明治40)年川越商業会議所が中心となって、特設電話の開設に尽力
同年10月に逓信省告示602号により、川越特設電話申請が認められる
※開設の際、「100番」の電話番号を取得しております
1917(大正7)年5月14日綾部 利右衛門会頭が第6代川越町長に就任
※川越町・川越市の歴史の中で唯一、現職の商工団体の長が町長・市長になった例です。
1928(昭和3)年3月10日法律の変更(商業会議所法の廃止と商工会議所法の成立)に伴い、「川越商業会議所」から「川越商工会議所」に名称を変更する
※現在の商工会議所法とは別の商工会議所法(俗称として「旧商工会議所法」と呼ばれています)です。
1930(昭和5)年10月10日川越商工会議所事務所を志義町角(川越郵便局跡)に改築移転する
1932(昭和7)年第3代会頭として鈴木 徳次郎 氏が就任
※この頃から国内情勢・地方情勢を反映して、国・県・市への陳情、要望活動が盛んになっています。
1938(昭和13)年6月「川越会館」が土地建物を含めて川越商工会議所に無償譲渡される
1938(昭和13)年11月川越商工会議所が勧業銀行川越出張所(上松江町)の建物を買収し、同所に事務所を移転
1941(昭和16)年第4代会頭として渡辺 吉右衛門 氏が就任
1943(昭和18)年9月30日旧商工会議所法の廃止により、川越商工会議所が解散となり、埼玉県商工経済会川越支部となる
1946(昭和21)年8月20日社団法人川越商工会議所設立発起人会が開催
1946(昭和21)年12月27日社団法人川越商工会議所が設立認可となる
1948(昭和23)年1月5日第5代会頭として山口 義雄 氏が就任
1948(昭和23)年12月7日山口 義雄 会頭が病気により辞任し、第6代会頭として伊藤 長三郎 氏が就任
1949(昭和24)年4月1日川越商工相談所が会議所内に併設される
※現在の中小企業相談所の元になっています
1949(昭和24)年12月10日商工会議所放送部が設置され、市内有線商業放送事業を開始
※ケーブルテレビではなく、市内10箇所に設置されたスピーカーから各種お知らせなどを放送していました。
後に放送箇所を増やし、内容も経済講演会の中継等強化されたものの、施設の老朽化から1955(昭和30)年3月に放送事業を終了し、施設を撤去しました
1954(昭和29)年4月1日新しい商工会議所法の施行に伴い、組織の改組を実施
1960(昭和35)年7月経営改善普及員(現在の経営指導員)3名を置き、小規模経営改善事業を開始
1963(昭和38)年7月1日川越商工会議所と川越工場協会が合併する
1963(昭和38)年8月10日組織合併に伴う議員総改選が実施され、第7代会頭として原 次郎 氏が就任
1970(昭和45)年3月11日川越商工会議所事務所を現在の地(旧武州銀行川越南支店・仲町1-12)に移転する
1970(昭和45)年12月1日会員向けの共済制度の募集を開始
1980(昭和55)年5月原 次郎 会頭が辞任し、第8代会頭として小島 金三 氏が就任
1982(昭和57)年12月1日川越商工会議所の会員が5,000事業所を突破
1984(昭和59)年8月第9代会頭として大久保 竹治 氏が就任
1996(平成8)年8月第10代会頭として岩堀 徳太郎 氏が就任
1996(平成8)年12月業務拡大により川越商工会議所分室を設置し、業務課が分室に移転
1997(平成9)年2月川越商工会議所の部会を12部会から4部会に統合を行う(部会統合事業)
1999(平成11)年6月中心市街地活性化法によるTMO(まちづくり機関)に川越商工会議所が認定される
2000(平成12)年2月13日川越商工会議所が創立100周年を迎える
創立100周年記念事業の一環として、川越商工会議所新館を建設
業務課が分室から新館に移転する
2004(平成16)年12月17日岩堀 徳太郎 会頭が急逝、筆頭副会頭の齊藤 英雄 氏が会頭職務執行者となる
2005(平成17)年4月1日第11代会頭として齊藤 英雄 氏が就任
2006(平成18)年5月29日川越商工会議所青年部が設立される
(初代青年部部長:横田 等 氏)
2010(平成22)年2月13日川越商工会議所が創立110周年を迎える
2010(平成22)年8月4日川越商工会議所女性会が設立される
(初代女性会会長:武政 良子 氏)
2010(平成22)年11月1日第12代会頭として大久保 敏三 氏が就任
2010(平成22)年11月28日川越商工会議所青年部の企画による第1回小江戸川越マラソンが開催
2013(平成25)年3月6日第1回川越商工会議所会員大会を川越市市民会館で開催
2013(平成25)年11月1日第13代会頭として立原 雅夫 氏が就任
2015(平成27
)年7
月4日
オリンピックコンサートを川越に招致
2018(平成30
)年7月
日本商工会議所 三村会頭が川越を視察
(オリンピック公式エンブレムを活用したバナーフラッグ掲出の取組み)
2020(令和2)年2月13日川越商工会議所が創立120周年を迎える
2022(令和4)年11月1日第14代会頭として原 敏成 氏が就任